早期診断の重要性
慢性腎臓病の進展を抑制するためには、腎機能を定期的に評価し、変化を早期から捉えることが重要です
慢性腎臓病は自覚症状に乏しく、気づかないまま進行することが少なくありません。
腎機能の評価に用いられる主な検査1)
腎機能の評価には主に2つの検査が用いられています。
これらの指標を定期的に確認することで、腎機能低下を早期に捉えることが可能となります。
推算糸球体濾過量(eGFR)
- 血清クレアチニン値、年齢、性別から算出します
- eGFRは腎機能の評価に用いられます
- eGFRが60mL/分/1.73m2未満の状態が3か月を超えて続く場合、慢性腎臓病と診断されます
尿中アルブミン/クレアチニン比
- 尿中アルブミン/クレアチニン比は、尿中アルブミン値を測定し、クレアチニン値との比率を表します
- 尿アルブミン区分は尿中アルブミン/クレアチニン比により下記のように分類されます
正常(30mg/gCr未満)
微量アルブミン尿(30~299mg/gCr)
顕性アルブミン尿(300mg/gCr以上)
- 微量アルブミン尿の検査は糖尿病性腎症の早期発見に重要です
慢性腎臓病を早期に診断するためには、腎機能の定期的な評価が重要です
慢性腎臓病進展の要因について
References:
- 1. 日本腎臓学会編, CKD診療ガイド2024. 東京医学社 Return to content
