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病態と作用機序

ケレンディアはミネラルコルチコイド受容体の過剰活性化を抑制することで、心血管・腎イベントリスクを低減することに寄与すると考えられます。

糖尿病、高血圧、肥満、脂質異常症や食塩過剰摂取などは、アルドステロン依存的または非依存的な経路を通じてミネラルコルチコイド受容体(MR)を過剰活性化させることが知られています。 MRの過剰活性化は、炎症や線維化、血行動態の異常、電解質の調整障害の原因だと考えられており、これらは心血管・腎イベントの発症リスクを上昇させる要因だと考えられています。 非ステロイド型ミネラルコルチコイド受容体拮抗薬(MRA)のケレンディアは、MRの過剰活性化を抑制することで、2型糖尿病を合併した慢性腎臓病患者*における心血管および腎イベントを低減することに寄与すると考えられます。

*ケレンディア錠の効能又は効果(抜粋)は、2型糖尿病を合併する慢性腎臓病 ただし、末期腎不全又は透析施行中の患者を除く。

病態と作用機序

Nishiyama A. Hypertens Res. 2019; 42(3): 293‒300. より作図

  • ACE阻害薬/ARBはレニン-アンジオテンシン-アルドステロン系の上流を抑制することで、心血管・腎イベントを抑制します1-2)
  • ACE阻害薬/ARBによっても抑制しきれないアルドステロンが存在します (アルドステロンブレークスルーなど) 3-5)
  • アルドステロンがMRの過剰活性化を引き起こします6-7)。糖尿病や肥満などは直接MRの過剰活性化を引き起こします 7)
  • MRAであるケレンディアは、アルドステロンによりMRの過剰活性化を抑制することで心血管・腎イベント発症抑制に貢献します。

1)Palmer SC et al. Lancet 2015; 385: 2047–2056 
2) Thomopoulos C et al. J Hypertens. 2017;35:922–944 
3) Staessen J et al., J Endocrinol 1981:91:457-465 
4) Bomback AS et al., Nat Clin Pract Nephrol 2007:3:486-492 
5)Schjoedt KJ et al., Diabetologia 2004:47:1936-1939 
6) Bauersachs J et al., Hypertension 2015:65:257-263 
7) Nishiyama A. Hypertens Res. 2019 ; 42 : 293-300

動画

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早期治療の重要性とケレンディアの作用機序について紹介します。

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2型糖尿病を合併する慢性腎臓病患者(ただし、末期腎不全又は透析施行中の患者を除く)に対するケレンディアの作用機序について紹介します。

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ミネラルコルチコイド受容体の過剰活性化メカニズムとケレンディアの役割について柴田先生にご解説いただいた動画です。

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