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2025年改訂版心不全診療ガイドラインにおける
ケレンディアの位置づけ

心不全診療ガイドラインにおけるケレンディアの位置づけと、その根拠となった国際共同第Ⅲ相試験をご紹介いたします。

若手の循環器内科医

Q1:
ケレンディアは心不全の薬物治療においてどのように位置づけられていますか?

ベテランの循環器内科医

A:
ケレンディアは2025年改訂版心不全診療ガイドラインにおいて、症候性のHFpEF・HFmrEFのいずれに対しても、「心血管死または心不全増悪イベントの抑制を目的としてMRA(フィネレノン)の投与を考慮する」とされており、クラスⅡaで推奨されています。

2025年改訂版 心不全診療ガイドラインにおけるケレンディアの位置づけ

HFpEFにおける薬物治療の推奨とエビデンスレベル

症候性のHFpEFに対して、心血管死または心不全増悪イベントの抑制を目的としてMRA(フィネレノン)の投与を考慮する(推奨クラスⅡa、エビデンスレベルB-R)

HFmrEFにおける薬物治療の推奨とエビデンスレベル

症候性のHFmrEFに対して、心血管死または心不全増悪イベントの抑制を目的としてMRA(フィネレノン)の投与を考慮する(推奨クラスⅡa、エビデンスレベルB-R)

推奨クラスⅡa: エビデンス・見解から、有効・有用である可能性が高いエビデンスレベルB-R: 単一の無作為化臨床試験で実証されたもの

日本循環器学会、日本心不全学会. 2025年改訂版 心不全診療ガイドライン. p77-78
https://www.j-circ.or.jp/cms/wp-content/uploads/2025/03/JCS2025_Kato.pdf (2026年1月閲覧)
Solomon SD, et al. N Engl J Med. 2024; 391(16): 1475-1485.
[COI]本試験はバイエルの資金により行われた、また、著者にバイエルの社員及びバイエルよりコンサル料等を受領している者が含まれる。

若手の循環器内科医

Q2:
HFpEF・HFmrEFに対する薬物治療において、ケレンディアが推奨される根拠となった臨床試験について教えてください。

ベテランの循環器内科医

A:
HFpEF・HFmrEFに対する薬物治療におけるケレンディアの推奨は、国際共同第Ⅲ相試験であるFINEARTS-HFの結果に基づいています。FINEARTS-HFでは、左室駆出率≧40%の慢性心不全患者を対象に、ケレンディアの有効性及び安全性が検討されました。

禁忌を含む注意事項等情報等は電子添文をご参照ください。

FINEARTS-HF

左室駆出率≧40%の慢性心不全患者を対象に心血管複合エンドポイントを主要評価項目とした国際共同第Ⅲ相試験(優越性検証試験)
 

※:本剤の効能又は効果(抜粋):「慢性心不全 ただし、慢性心不全の標準的治療を受けている患者に限る。」
承認時評価資料(Solomon SD, et al. N Engl J Med. 2024; 391(16): 1475-1485.)
【COI】本試験はバイエルの資金により行われた。また、著者にバイエルの社員及びバイエルよりコンサルト料等を受領している者が含まれる。

医薬品リスク管理計画において、高カリウム血症は重要な特定されたリスク及び安全性検討事項に設定されているため紹介しています。

禁忌を含む注意事項等情報等は電子添文をご参照ください。

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