病態と作用機序
MRの過剰活性化は心不全増悪・進行の主要な原因です。
ケレンディアは、MRの過剰活性化を抑えることで、心不全の増悪や進行を抑制することが期待されます。
心不全の病態下では、心拍出量の低下に伴うレニン・アンジオテンシン・アルドステロン(RAA)系の亢進や、CKD、糖尿病、肥満等の併存疾患を介したRac1の活性化、コルチゾールの産生亢進などにより、ミネラルコルチコイド受容体(MR)の過剰活性化が生じています。
MRが過剰に活性化すると、組織の炎症・線維化、血行動態の異常、電解質調節障害などを通じて、心不全が増悪・進行すると考えられます。
非ステロイド型ミネラルコルチコイド受容体拮抗薬(MRA)であるケレンディアは、MRの過剰活性化を抑制することで、心不全の増悪や進行を抑制することが期待されます。
ケレンディアによる心不全進行抑制のメカニズム
Nishiyama A, Hypertens Res. 2019; 42: 293–300.、
伊藤浩編「心臓を守る!ミネラルコルチコイド受容体拮抗薬」2019,文光堂,p39-40.より作図
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